以前トイレ掃除のお話を書きましたが、今回は子ども部屋のお話です。
思春期(15歳)息子の部屋の状態は?
15歳の息子(長男)は2階に自分の部屋がありますが…それはもう悲惨な状態!
飲みかけのジュース、お菓子の袋、食べた後の汚れたままの食器、脱いだままの靴下。
布団は敷きっぱなし、布団の下にも細かいゴミ、ゴミ、ゴミ…。
大好物は、「よっちゃんイカ」や、「あたりめ」という酒飲みのような趣味嗜好なので、部屋に入ると、色んな匂いが混ざっています…。
水のペットボトルは残っていても蓋を閉めずにそのまま放置。
その為、何度か倒してパソコンキーボードにこぼしています。(学習してよ!!)
昨夜もドライヤーで乾かしていました( ºωº )チーン
中3の時に不登校になった長男。
部屋は完全にパソコン部屋になっていて、ひたすらパソコンでゲームや動画編集などをしています。
「なぜゴミをゴミ箱に捨てないの?」と聞いたことがあります。
そうすると、返ってきたのは「ゴミ箱がない」との返事。
・・・・
・・・
・・
いやいやいやいやちょっとまて、ゴミ箱は置いてあるよね!?!?
ゴミ箱は「ある」のに「ない」という心理
部屋に確かにゴミ箱はある。見えるところに、いやむしろ手の届く所に置いてある。(パソコン机の下)
けれど、彼にとっては「ない」と認識されている。
それは、イコール=「小さい」ということらしい。
確かに、よく100均などで売られているような小ぶりなサイズのゴミ箱でした。しかも、缶やペットボトルは下の階に降りてこないと捨てるところがない。
めんどくさいと続かない。ついその辺に置いてしまう心理はわかります。
その為「これは本人に言っても出来るようにはならないな」と思い、環境を変える事にしました。
そう、いくら言っても他人の行動は変えられない。それなら変えられる所を工夫すべし!!
ゴミ箱のサイズを変更!!大は小を兼ねる。
そこで、もう手っ取り早くゴミ箱のサイズを変更することにしました。
その名も「ゴミ箱が小さいというなら、大きくすればいいじゃない」作戦!です。(なんのひねりもない)
段ボールで出来たゴミ箱
ということで、段ボール製のゴミ箱を購入!!しかも45リットルwww
プラスチック素材やしっかりしたものは、同じサイズだと高くなるし、子ども部屋だといつ壊される壊れるかもしれない。
その点、段ボールだと
- 軽くて安い
- すぐ取り替えられる
- 廃棄が簡単で環境にも優しい
など、メリットいっぱい。
購入したのは「5個セット」ですが、そのうち「普通ゴミ」「缶用」「ペットボトル用」と3つ用意しました。これで2,680円だったので1箱あたり536円です。
早速組み立てて・・・
シンプルでいい!
45リットルサイズの袋を入れて完成!!
これで、ゴミの日にもそのまま出すことができます。
箱の底には新しい袋をストック。
でも、これでは何用のゴミ箱なのか分からない。息子のことですから、きっと何でもかんでも手前のゴミ箱に入れる事でしょう。オホホ・・・
我が子は少し学習障害の気があるので、検査結果からの特性により文字よりイメージで捉える方が頭に入るようです。
なので、少し幼稚ではありますが「ペットボトル」と「缶」のイラストを印刷して貼り付けました。
貼ってないのは普通ゴミ。
早速、息子の部屋に設置です。
比較的、パソコン机から手の届く範囲に置きました!
ゴミ箱を設置した結果
ゴミ箱を設置してから、ペットボトル・缶の放置率は下がりました!!それでも少し置いてある事はありますが、以前に比べると目に見えて減っています。
くせが付けば捨ててくれるようになるでしょう。
次の課題は食べた後の食器を片付けて欲しいところです…。
そのことを息子に伝え、しばらくすると…。
「階段にエレベーターを設置すればいい!」
と、実際の写真に画像加工して送って来た!!!笑笑笑
設置できるかは別として、その発想、大好きだよっ!!!
おしまいっ