SMILE DAYS

~個人事業で2人の息子育児をしながら楽しい人生を目指すシンママのブログ ~

学校に行けるようになる事が不登校の解決ではない。まず出来ることは?~明るい不登校~

不登校は悪い事?

不登校は、悪い事なのでしょうか?

過去、我が子(長男)は中学3年生の時に不登校になりました。

 

今年に入ってすぐのことだったので、ほんの半年ほど前のことです。

そんな経験を元に、少し考えを書いてみたいと思います。

 

そして、現在子どもの不登校に悩んでいる親御さん(特にはお母さん)が明るくいられる環境、「明るい不登校」の場づくりについても知って頂きたいと思っています。

 

「学校」は行かないと(行かせないと)いけない?

確かに、小中学校は義務教育なので「多くの子どもが行っている場所」ではあるかもしれません。

 

「だから行かせないと!」は、ちょっと違う。

www.shure.or.jp

 

そう、行かなくても「義務教育違反」にはなりません。

 

実際に「行かない選択」をした子どもたちがいます。

「本来であれば行っている所」に「行っていない」ことで、多くの人は「行くようにさせなくちゃ!」と思ってしまう。

 

親も、先生も。

 

「学校に行けるようになること」が、不登校児の目指すゴールだと思ってしまう。

でも、それは本当にそうなのでしょうか?

 

 

学べること、学べないこと

もちろん、学校で学べることはたくさんあります。

集団の中での生活、友だち関係、基礎学力など。

 

でも、学校でしか学べないわけでもない…よね?(笑)

 

逆に、友だち関係がうまくいかずに、行けなくなることもある。

(我が子はちょっとそれもありました)

 

そうすると、途端に楽しくなくなってしまって、行きたくなくなる。

そう、行けなくなる。

 

 

親が最初にやってしまう事

「学校に行くのが普通」という認識の親の場合、まずは行かせようとします。

ギリギリになっても、間に合うように起こして、学校に送って行ったりします。(無理やり)

 

我が子も、行ったと思ったら玄関先でずっと立っていたことがあります。

また別の日は、はらはらと涙を流していたこともあります。

 

そんな姿を見ても、親はまず連れて行ってしまう。

 

でもそれも仕方ないんです。

だって、そんなこと経験して来なかったから。

行かないなんて信じられないから。

行って当たり前だと思っているから。

 

自身が経験したからこそ分かるこの想い。

 

でも、それって誰のため?

 

 

「無理して行かなくてもいいよ」と言えた日

親の仕事の都合、そして世間体など、色々なものが付きまといます。

「子どもが学校に行っていないなんて、周りになんて思われてしまうのだろう」と。

 

でも、相変わらず子どもは活き渋り、休みがちになって行きます。

そんな日々を繰り返していると、ふと、一番しんどい思いをしているのは誰でもなく本人(子ども)であることに気付くのです。

 

世間体とか、周りにどう思われるとか、そんなことどうだっていい。

こんなに苦しんでいる我が子を見る事の方が辛い。

今までも、無理して行っていたのかもしれないと思うと、胸が張り裂けそうな気持になりました。

 

そして

 

 

「もう無理して行かなくていいよ」

 

 

そう言えたのです。

その時、息子の顔が、ふっとゆるんだように見えました。

 

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お母さんが落ち込まないために

子どもが学校に行かなくなり、不安になるのは将来の事。

 

学校に行かず、進学はどうするの?

仕事に就けるの?

 

なんて、まだ起こっていない事ばかりにフォーカスしてしまいがちです。

 

家にいて、ずっとゲームをしている。

朝も起きてこず、寝ているばかり。

そればかりか昼夜逆転の生活。

 

学校との連絡、家族との関わり、身内からの登校圧等…。

一気に将来の不安とストレスが押し寄せてくる。

 

でもそこで、お母さんが落ち込んでしまっては、家庭が崩れてしまいます。

そんな時に一番良いのは、実際に不登校のお子さんを持つお母さんの話しを聞く事。

 

特に「学校、行かなくても別にいいよね」と思っている突き抜けたお母さん達と話をして、経験や考え方を聞いてみて下さい。

 

明るく、笑っている人たちの話を聞くと「あれ、それでいいんだ」と思えます。

もちろん、その方たちも現在進行形で悩みはやってきています。

 

それでも「そういうこともあるよね~」と考えることで良い方法を考えることが出来るんです。

 

 

「明るい不登校」の存在

でもそんなお母さんたちは、なかなか身近にはいないもの。

そもそも不登校している事を公言している人は少ないので、身近な相談先が見つけにくい…。

 

でも今はインターネットがある!

毎朝8時から、clubhouseにて「明るい不登校」というルームが開催されています。

 

私も、毎朝、代表の方と一緒にモデレーターの1人としてお話をさせて頂いています。

 

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今日(6月3日)でなんと115回目でした!

 

2021年2月半ばから開始したこのお部屋。

平日、土日祝日関係なく、朝8時からお話しています。

 

そこでは、他ではなかなか聞いてもらえないような不登校のお悩みや、不登校関連のイベントなどの情報交換も行われています。

 

現役の学校の先生や、校長先生、行政の方が参加されることも。

毎日、毎朝、入れ替わり立ち代わり、色んな人が入ってきます。

 

ここだから聞けること。

ここだから話せること。

 

そして、そんな人たちの話を聞いていると、自分も明るくなってくる。

 

www.clubhouse.com

 

ここで救われた人もいます。

一人でも多くの人に知って欲しい。

 

clubhouse内ではアーカイブが残らず、情報が流れてしまう為、オープンチャットも開設されています。

ぜひ、興味があれば参加してみてくださいね。

 

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独りで孤立して、悩みを抱えてしまうこと。それが一番しんどいんです。

でも、悩んでいるのは独りではない。

 

正解や答えはないにしても、まずは「明るい不登校」を目指してみませんか?

少しでも誰かのお役に立てますように。

 

 

おしまい