先週の火曜の朝、小6の子供の体調が優れず学校を休ませました。
その前の週も「しんどい」と言うので特に熱もなく休ませたことがあったり、
月曜日の朝に学校へ行く前に些細な事で泣いてしまうことも何度かあり、
「あぁ、不登校になるんじゃないだろうか」と悶々と考える日が続いていました。
「なぜ学校に行きたくないの?」という問いに対して
「もっとお母さんと一緒にいる時間が欲しい」という回答。
でもその日の仕事は急に休めないので「しんどい」と休む子供を置いて出勤。
もしかすると「しんどいと言って休めば、お母さんとの時間ができるかもしれない」という思いもあったのかもしれません。
仕事は仕事で「子供の体調不良や、熱が出そうな時には事前に連絡し、子供の体調管理はしっかりするように」
という、それができればとっくにやっていますよという指示を受けたり。
板挟みかな?w
子供の体調不良や発熱って、予告なくやってくることがありますからね。
子供は一緒にいて欲しいという、でも仕事は休めない。そんな状態。
そういう時に、冒頭の子供の体調不良があったので、また1人自宅に置いて出勤。
後ろ髪引かれながらも、出勤前には上司などに
「子供体調不良のために本日学校を休ませ、自宅で養生させています。通常出勤(直行)していますが、今後体調がひどくなるようであれば、大変申し訳ありませんが仕事を休ませて頂くこともあるかもしれませんので、念の為に事前に連絡とさせて頂きます」という連絡を送信。
その日は一日出勤し、仕事の合間に自宅へ電話をしたりフォローを続けました。
思ったよりも元気そうだったので一安心しながらも、翌日休む事になった時のことを考えて仕事を片付けたり、翌々日の準備を持ち帰るなどをして帰宅。
翌朝も元気そうにしながらもやはり微熱が続くために、仕事を休ませてもらうことにしました。
事前に予告連絡をしていたので、いつもは胃がキリキリする「休ませてください」連絡も少し負担が少なかったように思います。
自分の行きたかった病院にも行けていなかったので、これ幸いと一緒に受診。
そこで念の為に息子のインフルエンザ検査をしてもらいました。
「高熱が出なくてもインフルエンザ(隠れインフル)も流行ってるらしいですからね~。隣のクラスは学級閉鎖になったらしくて」と先生と話しながらも検査してもらいました。
待合で息子と談笑しながら結果を待ち、検査結果を聞きに再び診察室へ。
先生「B型ですね。インフルエンザB型」
私「え・・・?」
これが聞いていた隠れインフルってやつですか。まさかまさかまさか。
本人はピンピンしているのに…。あぁ、仕事休まねば。でも仕方ない。よね。と自分に言い聞かせる。
自宅に戻ってから会社へ連絡し、直接仕事に関連のある上司へも報告。
しばらく休ませてもらうことを認めて頂きました。
急にできたお休み。
息子との時間。
体調がひどくない間は、一緒にゲームしたり、テレビを観たり、おしゃべりしたり。
普段からそれほど時間をとってあげれなかったことが実現しました。
息子も楽しそう。
元気そうにしていたけれど、やっぱりインフルはインフルで
時間が経つと猛威を振いだし、発熱。
寝かせるしかないので、その間は自分にも時間ができました。
いつもやらなきゃと思っていた雑用、粗大ごみの申し込みや、
部屋の片づけ、自転車用ガレージ組み立て、PCデータの整理などなど。
一通りやることが終わってしまうと、やることもなくなり…。
忙しく時間がないと感じていた時には「あれもやりたい、これもやりたい」と思っていたのに。
いざ時間が出来ると、虚無感に襲われました。
時間ができたら、自分は何がしたかったんだろう?
自分がしたいことって何だろう?
自分のやりたいことって?
人生このままでいいんだろうか?
なんて、壮大な方向にまで考えが及んでしまいます。
結局のところ、答えは出ていないのですが。
でも、時間や、やることに日々追われるだけじゃなくて
子供との時間や、ぼーっとする時間も必要だなと。
たまには何も考えずに過ごす時間があることで、
自分のことを見つめなおす時間もできた気がします。
巷に溢れる情報や、SNSでの他人の成功。
羨ましいとか、焦りとか、ゼロではないし、それも素直な感情です。
未来へ続く道は、ひとつでは無いとしても
どれを選べば正解かなんて誰にも分らないのですからね。
例え今日の考えが明日には変わっていたとしても、
それでもいいのかなと。
その時その時のベストで、意思決定していけば
誰のせいでもなく、自分が決めた選択をしたのであれば、
悔いなんて残らないはずですからね!
おしまい