SMILE DAYS

~個人事業で2人の息子育児をしながら楽しい人生を目指すシンママのブログ ~

現金・通帳一式・キャッシュカード全て入ったカバンを電車に置いて来てしまった話

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「お金」に関する話が続きますが、

使えば入って来る(戻って来る)という体験をもうひとつしたことがあります。

 

elimsmile703.hatenablog.com

 

これは、「使った」というよりは「紛失」したケースになりますが。

 

とある給料日翌日、土曜出勤の日で会社へ向かう途中。

前日に口座から口座へ資金移動するために現金を引き出し、通帳ケースと一緒に

手提げかばんに入れて持ち歩いていました。

 

私鉄に乗り、乗り換えて地下鉄へ。

 

特に混んでいた訳ではありませんが、車いすスペースの窓際に立っていました。

手荷物を、窓と手すりの間に挟んで。

 

音楽を聴いていて、ふと降りる駅に気づいて急いで降りたんです。

 

 

そう、手ぶらで

 

 

階段を上がろうとした時、気がつきました。

まさに「血の気が引く」という経験をした、あの瞬間を忘れません。

 

電車は、すでに出発してしまっています。

 

使っている銀行の通帳(2人分)、キャッシュカード(2人分)、数枚のクレジットカード

しかも資金移動しようとしていた現金(5万円)

今までのお年玉等が入った子どもの通帳(2人分)まで!(通帳ケースに全て入っていましたので)

 

急いで忘れ物センターに駆け込むも、電車が終点に行くまで車掌・運転士とは連絡取れず、

万が一見つからなかった場合は、月曜日に連絡して下さいとのこと。

 

どうしようもないので、降りた以降の駅にも連絡をして落し物が無かったか確認。

回送でもどってくる駅にも先方から指示された通り30分~1時間おきに連絡したりもしました。

 

でも、結局見つからず。

自己嫌悪で落ち込みました。

 

仕事帰りには警察に遺失物届を出しました。

何が入っていたか具体的に書くのですが、記憶も定かではありません。

(ちゃんと管理出来ていなかった)

 

このカードも入っていた気がする…なんて曖昧な!!

 

メインの口座キャッシュカードは停止し、クレジットカードも一部廃止(使う予定ないのに残していた)

嘆いても悔やんでも戻って来ないものは戻って来ないのです。

 

その一日が終わるころには、半分開き直っていました(笑)

口座やカードは手続きで停止して、万が一被害があったとしてもそれは自業自得ではないかと。

 

同じ失敗はしないようにしようと、不要なカードを見直しして、

口座番号を控えておくなど、管理をすることにしました。

 

あの日ほど、落ち込んだ日はありませんでした。

 

 

でも、その日の夜。

会社から電話があり、「カバンが見つかった」と!!

 

カバンに一緒に入れていた名刺から、会社に連絡が入ったそうです。

見つかった嬉しさはもちろんありましたが、中身の安否が気になります。

 

夜も遅かったので、翌日の朝に駅に取りに行く連絡をして、

翌朝すぐに向かいました。

(化粧ポーチも手提げの中に入れていたことをこの時点で気付いた)

 

駅長室(忘れ物センター)で名前を告げ、カバンを受け取ったところ、

なんと全てのものが物がひとつも無くならずにそこにありました。

 

無造作にケースに挟まっていた現金でさえも。

 

仕事の手帳、読みかけの書籍、参観日申し込みの用紙まで。

(気が動転して覚えていなかったものたち)あ、あと、化粧ポーチw

 

あの時の喜びも、今まで感じた事なかったかもしれません。

二日間で、どん底と、最高な気分を味わったのですから起伏がすごい(笑)

 

発見者が誰なのかは教えて頂けませんでしたが、

見つけて、拾って下さった方には感謝の気持ちしかありませんでした。

 

と同時に、今まで自分も落し物を見つけた時は交番に届けたり

落とし主に届けたりしていたので、日頃のおこない!!!とポジティブ発動。

 

「情けは人の為ならず」です。

良いも悪いも、行いはいつか自分に返ってくる。

 

同じようなことがあった時、困っている人がいると思えば

正しい行動をしたいですね。

 

お礼とか、見返りとかじゃなくて

人の喜びや感謝、笑顔が、広がりますように。

 

 

 

 

おしまい