大変・面倒・やりたくない。それが「役員」
通常、学校関連の保護者会役員なんて「大変」「面倒」「やりたくない」の三拍子。
そのご意見はごもっとも。
でも、それは組織によって違うのでは?
と前々から思っていました。
長年続けられた慣習で凝り固まった内容は、容易には変えられません。
「保護者会役員」「地域役員」「子ども会役員」全部そう。
「役員」と聞いただけで顔をしかめる人達。
まぁ、良いイメージがないのだから仕方ない!
効率の悪い打ち合わせ、意見の出ない会議、とりまとめる人のいない組織、
もしくは意見を聞かないリーダー。協力と言う名のなすり付け。
その会に所属している間だけ我慢すればいい?
とりあえず嫌々でも過ぎ去るのを待てばいい?
子どもが卒業すればそれでおしまい?
でも…そうじゃない会が作れれば、どんなに素晴らしいだろう。
そう思い、取り組んでる組織もあるのだと知ってもらう為に、
何か資料を作ろう!
でも、文章で書いたって興味を持ってもらえない。
理解してもらえない。
少しでも分かりやすく、伝わればいい。
そう思って、自作でマンガを作りました。
作ったマンガ(2017)
実はこのマンガ、新年度用に急遽いちから描き下ろししました。
と、いうのも一年前にも同様のマンガを描いて全保護者に配布していたのです。
結構ウケがよく、印象にも残ったようで。
今回新年度に向けて「会則を全員に配布する」目的があったのですが、
会則だけ配布しても「もともと組織の認知度がないんだから目にも入らないのでは?」との意見が。
そしたら「またあのマンガを一緒に配ったら!」というありがたいご意見が役員さんから出たのです。
自分が作った資料がまた日の目をみるのは嬉しいのですが・・・
ですが・・・
前回のマンガ(絵)が実はひどすぎたっ!!!
それがこちら
作ったマンガ(2016)
ぱっと見、これはこれで問題ないように見えます。
実は「MediBang Paint Pro」というソフトを使って描いたのですが、この時は
全てデジタルで描かなければいけないと思っていたので、iPadを駆使して描き上げたのです。
しかし、後から改めて見直すと、慣れてないので・・・ひどい。
自分の中でだけかもしれないのですが、これを再度配布する事にどうしても抵抗があり、描き下ろすことに!
しかも今回は手書きデータをスキャンして取りこんでそれを下書きに使うと言うスキルを身に付けた為、登場人物が格段にスマートになっております(笑)
そんなコマ比較がこちら。
ビフォー
くだぐだ。溶けた輪郭。線もガクガク。
レイヤーの知識なく、塗り残しや線の上に色が乗るという悲劇。
アフター
別人・・・。
セリフのコマ部分(特にとんがってるとこ)もツールで綺麗に。
ビフォー
後姿もちょとひどい。勢いで描いてる。
アフター
個人的に、右コマお気に入りです。
ビフォー
まゆげ!線のはみ出し。見てられない////
アフター
あ、かわいい(笑)
ビフォー
なんかもう、見てられない。恥ずかしい。
アフター
セリフも若干変更しています。通年使えるように。
いやぁ~さすがに2回目となるとレイヤーの使い方も慣れてきました。
組織図を修正したり、セリフを修正したりしながら、見やすくなったと思います。
このマンガに新たに表紙を付け、裏表紙に会則を付けてカラー印刷します。
約1000枚くらいかな?
関心の無い人にも、少しでも興味をもってもらえたらと思います。
他の市からも、こういうのが作りたいと声を掛けてもらうことも出てきました。
良い循環のきっかけのひとつになればなぁと思います。
おしまいっ