新年度に向けて、色々な組織変更、役割変更が行われる季節です。
会社であれば、部署が変わる、部下が増える、新しいプロジェクトが始まる等がありますが、
実は小学生でもそれは同じ。
学年が上がるごとに下の学年の子たちを見てあげる必要が出てきます。
我が子も来年度から6年生に。はっ…早い。
学校への登校は、登校班という班分けされたグループで向かいます。
登校班では「班長」が班旗を持ってみんなを先導するんです。
我が息子も一足先に班長に選ばれたらしく、班旗を持って帰って来ました。
「嫌だなぁ〜」と言いつつもちょっと嬉しそう。
班長1日目
翌朝、いつもならギリギリ(いや、最後でインターホン押されるくらい!)の出発なのに
「何時に出たらいいと思う?みんなより一番に行っておかないと!」と超〜張り切ってるし!
やっぱり役割を与えられると、しっかりしなきゃとか気持ちが引き締まるのかな?
それは、大人も子供も同じなんですね。
班長2日目
「歩くスピードが、1年生は速いって言うし、6年生は遅いって言うねん!」と少々ご立腹でした。
「じゃあどうしたん?」と聞くと、「中間くらいにした」とのこと。
それでも6年生がヤイヤイ言ってくるらしいので、小さい子に合わせてあげたら?とアドバイスしました。
弟を保育園へ送った帰りに登校班とすれ違ったのですが、
班旗を持って先頭を歩く息子を見て、車内で思わず「かっこいーーー!」と叫んでしまった(親バカ)
車が来るとわかると振り向いて列を気にしていました。
(中には後ろ向きで歩いてる子すらいますからね)
班長3日目
お兄ちゃんの手が、えらい事になってました(・_・;
忘れっぽいので、班旗を忘れないように手の甲には大きく「ハンキ」の文字。
学校の到着時刻を覚えておいて、記入しなければいけないらしいので「ついたときのじこくみる」の文字。
本人曰く、班長になってからメモを取ることを覚えたとのこと。
…ちょっと遅くね?w
「班長は体育館で週に一回班長会議があるねん!大変やし、みんなやりたくないって言ってる」と言いながら、今日も颯爽と班旗を持って先頭を歩くお兄ちゃんなのでした。
彼氏のような息子
外ではツン、家ではデレの彼(笑)
すれ違いざまに、目線は向けずともちょっと手をあげてくれるのが嬉しい。
彼氏か!ってたまに思うw
弟にも嫉妬して、「なんでお母さんとは結婚できないの?」ってまだ本気らしいです。かわいいぞ。
毎日何かを忘れ物して、リコーダー紛失したり、コンパス破壊したり、
自転車でドリフトしてすぐパンクさせたり、ドリフトキング、ユーチューバーになる宣言したり、
色々やらかしてくれるけど、
まだ小さいその背中に、いくつも教科書の入った重たいランリュック背負い
日々大きくなってるんだなと思いました。
親の期待から、こうなって欲しいとかこうして欲しいっていっぱいあるから
口うるさくなってしまうこともあるけれど、これから見守ってあげたいと思います。
いつまでも元気でいてよ。
いつでも味方でいるからね。
おしまい
あとから聞いた話によると、班長は立候補制とのこと。
3学期が一番楽なので、みんな3学期を希望して、1学期は誰もやりたがらないので
自分がやるって言ったとのこと。
すごーいwww