いつも「何か」をやりたいと思っていた。
「やるべきこと」があると思っていた。
でもそれが「何」なのか分からないままでした。
2年目の学童役員(会長)を引き受けてから約半年が経ちました。
具体的には何も変わっていませんが、「課題」と「目標」が見えてきたのも事実。
一度でも役員をすると「永年辞退権」がもらえるから。
一部を除き「とりあえず自分が役員の間、何事もなく終わればいい」と無関心な関係者たち。
他の市町村がどんな取り組みをして、
子供たちがどんなに楽しい放課後を送っているかを知る機会があり、
自分の市の学童が「子供をただ就業時間中預かってもらうだけ」の場所になってしまっていると、愕然としました。
一人じゃ何もできない。
けど、協力してくれる人もいる。
自分がどこまでできるか分からないけれど、
もっと子供たちが「楽しい」と、「ただいま」と帰れるような学童にしたいと思っています。
そして親がもっと積極的に興味を持って参加してくれるようなイベントや
集まりを主催して、保護者の意識改革を目指しています。
「何そんな真剣にやってるの?」「なに燃えちゃってるの?」なんて
思われるかもしれないけれど、今はこの役割にやりがいを感じています。
でも本心は、自分の発言が、自分の行動が認めてもらえる場所だということ。
今の会社には勤めて約13年経つけれど、
年齢と子供がいるという理由でいつまでも下っ端扱い。
上司の機嫌で「クソババァ」と呼ばれ、
「子供がいるから」との理由で新人と同じ給与額。
やりがいもなにもなく。ただこなす作業。
何を言われても、感情を殺し、受け流すすべを覚えた。
「いつか辞めてやる」
そんな気持ちを心に秘めて。
でも役員の場では、提案して自分が動き、良い案は受け入れられ、実現する。
協力者が集まり、良いものができる。
「自分」の存在が認められる場所。
「自分の居場所」それが欲しかった。
「子供たちの為」という名目の裏には
「自分の為」という部分もあるのかもしれない。
でも、いつか、そんな組織を作りたい。
認め、認めあえるような組織。
特には、子供のいる母親の為の。
無謀な夢かな?
協力してくれる人、応援してくれる人が一人でも増えますように。。。
おしまい